医療費削減

11月07日

<診療報酬>08年度に引き下げ 財務省が方針固める [ 11月05日 20時43分 ]

 財務省は5日、医師の給与などに充てる診療報酬を08年度に引き下げる方針を固めた。08年度予算の概算要求基準(シーリング)では、少子高齢化に伴って増え続ける社会保障関係費を約2200億円圧縮することを決めており、「確実に達成するには、大幅に増加が見込まれる医療分野の見直しは不可欠」と判断した。日本医師会は「過去の厳しいマイナス改定で医療崩壊が現実化している」と大幅引き上げを求めており、改定率が決まる年末に向けて調整が難航しそうだ。

 財務省が5日の財政制度等審議会(財務相の諮問機関)で示した試算によると、デフレが始まった98年度を起点に、07年度までの人件費(人事院勧告)と物件費(消費者物価指数)の推移をみたところ、人件費と物件費の加重平均は4.4%減になった。一方、薬価改定を除いた診療報酬本体は0.8%減にとどまっており、財務省は「近年の賃金や物価の下落を十分反映できておらず、引き下げの余地はある」と求めた。

 財政審で異論はなく、今月下旬にまとめる建議(意見書)に盛り込む。国民医療費(患者負担含む)は06年度は約33兆円で、25年度には56兆円に増加する見通しだ。医師などの人件費はそのうち約5割を占めている。

 日本医師会は10月30日、地域医療支援や医療安全対策、医療の質確保の費用として5.7%の診療報酬引き上げを求めた要望書をまとめており、今回の財務省の方針に対する反発が予想される。診療報酬は1%引き下げると医療費ベースで約800億円の削減につながり、前回の06年度改定では過去最大の3.16%引き下げた。次は08年度が改定期となる。

 医療分野では医師不足など深刻な問題も多く、財務省は、診療報酬は引き下げるが、今年5月末にまとめた政府・与党合意の「緊急医師確保対策」に基づき、地方に必要な医師の確保などは行う方針だ。【須佐美玲子】

中原です。
 これからは、健康はお金で買う時代になります。ですから、今から健康管理をしっかりしていただきたいと思うのです。意識を高く持ってほしいのです。当院でも、メインテナンスにきちんと定期的にいらしていただける方、治療途中にもかかわらず痛みが取れたら来なくなってしまう方、様々です。ただ、統計学的に証明できていることは、①メインテナンスに通った患者と通わなかった患者とでは、残る歯の数に大きな隔たりが生じる(特に50代以降) ②毎回のメインテナンスに費用はかかるが、大掛かりな治療が必要なことは少ないため、メインテナンスに参加した患者の生涯医療費は、不参加の患者よりも少なくて済んだ ということです。お忙しいこととは思いますが、保険診療の可能な範囲も大きく狭められて、今後保険でできない事も益々増えていくようです。ぜひ定期的な受診をお願いします。
 そのうち金属冠は必ず保険から外れて自費になると言われています。国は「そこまで悪くしたのは自分の責任」「小さな詰め物は保険でまかなうけど、大きな虫歯は自己責任」との見解を出してくるでしょう。悪いところが沢山あれば銀歯何本かで何万、何十万になる可能性があるわけで、払えない方は治療が止まり、噛めないまま放置されることになりかねません。そうすると途中まで治したところがまた虫歯になってとなりますね。いずれ来るその時代を見据えて、今からなるべくご自身の体に手をかけてやってほしいのです。そういう予防は大切です。

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