被せ物の適合精度の違いに驚いた!

01月29日

適合精度
中原です。

26,27の土日は藤本研修会補綴咬合コースで横浜にいました。今回、これまで実習・宿題で製作してきたブリッジがやっと仕上がり一歩手前の段階にたどり着きました。実習で苦労しながら模型を削り、型を採り、ワックスを盛って、ついに鋳造して金属の塊にまで仕上がりました。そして今回は、出来上がった(研磨はしていない)鋳造体がどのくらいの精度をもって仕上がってきているかをチェックしました。

結果は…インストラクターの技工士さんがお作りになられた同じ設計の技工物の、あまりに人間離れした素晴らしさだけが印象に残りました。その技工士さんは1/50mmの精度で適合させてきます。これがどのくらいかというと、20倍の拡大鏡を用いて適合精度を調べても、全く段差がなく美しくスムーズに歯から金属へ移行していくレベルです。一応聞いてみましたが、これ以上は無理っていうレベルだそうです。

さて、それに対して私が普段作っている「保険の」冠はどうでしょう。肉眼で模型に合っている様に見えても20倍の拡大鏡を使って見れば、あまりに酷いギャップがあることは容易に想像できます。肉眼で合ってないものは当院では事前にはじいていますので、保険といえども質の悪いものはないレベルだと思っています。が、しかし、だけれども、あのクオリティを目の当たりにすると、その差は歴然としています。

患者さんにしてみれば、適合適合言うけど、そんなに大事なものなの?同じ値段なら白い方がいいわよ。って思いますよね。確かにそれはその通りで、大事と思う人には大事だし、どうでもいいと思う人にはどうでもいい話です。ただ、自分で自分の歯を作るならば適合は大事にしたいだろうし、むしろ白くて適合がイマイチの冠と金属で適合がパーフェクトの冠であれば、私は間違いなく後者を選びます。長持ちするからです。
最高レベルの技工物を知りたい方は
http://web.thn.jp/h.aoki.dent/index.htm

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