大衆歯科

10月21日

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中原です。
10月11日、12日はいつもの弘岡ペリオコースでした。もう何度もコースを聞かせていただいていますが、毎回お話しされる事がアレンジされていて、気付けば昔とは全く内容が変わっています。
そもそも・・・今の講義は全てPCで行われますが、昔はスライド写真を沢山使って後ろでガシャガシャやっていたものです。手術の動画なんかもなかったですね。
こんな講義が聴けるのは幸せです。しっかりメモをとりました。

12日の午後、13日は白石一男先生の咬合コースなるものに参加してきました。使う人の非常に少ないゴシックアーチが、いかに簡単かつ確実なものであるかを解説した実習つきコースでした。今まで顎の水平的位置を決めるのには中心位を使っていましたが、これをマスターすることによって完成義歯(入れ歯)を事前にある程度調整しておくことができるようになりそうです。どちらかというと理論というよりは完全に「臨床的」な内容ではありましたが、それ用の器具、器械も購入したので、やってみたいと思っています。

インプラント全盛のこの時代ではありますが、だからこそ義歯がもっともっと上手くなりたいと思ったのです。元々義歯は好きですが、このやり方は一度もやったことがなかったというのは、後進を育てる上では問題かと思いました。これでなんとか面目は保てそうです。

白石先生は「大衆歯科」なるものを目指されていて、その患者さんを想う理念には頭が下がります。お金のある、特定の方たちだけを優遇していくのもいいが、保険診療でも患者さんと「気持ち」が通じ合うような歯科医療を目指すコンセプトです。なかなか心打たれるものがありました。

この写真の文字は「吾、唯、足、知」が組み合わさった当て字です。「われ、ただ、たらざるを、しる」まさに日頃からそう思っている私には、この語を忘れることなく診療に励みたいものです。

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