説教

10月08日

衛生士たちに説教をした。

説教はする側としてもなんとも気持ちが悪い。でも、しなきゃいけない時はたまにある。院長として、思うところがあるのは事実。それをすべて実行しろとは言わないが、まぁこちらも期待している線というものがあるのは間違いないことで、あまりにそこからかけ離れていればカミナリのひとつでも落としたくなる。

特に仕事においては、我々は「自分の知識や技術が患者さんの未来を変えてしまう」ということを肝に銘じておかねばならない。この職業を選んだ以上は、常に努力をし続けることが宿命である。また、知識や技術の取得が早ければ早いほど、自分が患者さんに対して貢献できる時期が早まるし、救える患者さんも増える。やはり嬉しいのは、患者さんにとって自分の仕事が意味をもったと思えるときである。

以前月刊デンタルハイジーン誌で、日本のトップと言われる衛生士たちが、その半生を自らつづった特集があった。何号かにわたって幾人もの有名衛生士たちが登場したが、みな恐ろしいまでにストイックであった。でなきゃトップになれないが、その根底には「患者さんのために」という人一倍、いや人五倍の強い強い想いが共通して流れていることがうかがえた。そう、すべてはそのために働いているのだ。

うちのスタッフはみな真面目だし、言うこともよく聞く。
可能な限り自主性に任せていこうとは思うが、進むべき道がわからなくなったり、立ち止まってしまった時には背中を押してやることも必要だろう。ぬるま湯につかっているようなら火をつけてやることも院長の役目である。

どんどん新しい知識を増やしていってやりたいのだ。衛生士としてやりがいのある仕事をしてもらいたいのだ。

山も登ってみた時にその苦労は報われる。でも、登らない人にはその達成感を得ることは決してできない。山頂からのすばらしい景色を一緒に見ようじゃないか。

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