また仙台日帰り

05月21日

P1020972私は腰痛持ちだ。ひとたび腰が痛くなり始めると、本当につらい。集中力の必要な診療中であれば、鎮痛剤を飲んでしのぐこともある。

一昨日にも仙台に行ってきたが、今日は自身の選んだ研究テーマを「材料系」の教授陣を前に、スライドを用いて発表するという日だった。そのため、PCやら本やら資料やらを肩掛け鞄に詰め込めるだけ詰め込んで、前回と今回移動をしたのだが、これで腰をやられた。おまけに肩ひもが食い込んで、首から肩まで痛くなってしまった。PCある時は、ガラガラと引っ張るやつのほうがいいかも。

で、万全のつもりで臨んだ発表だったが、もう少し深く突っ込めとの指示を受けた。しかし、テーマとしては材料系の教授たちの興味を惹くような内容(簡単に言えば、ラジカル殺菌による新しい義歯洗浄システムにおけるレジンの劣化)だったらしく、今後の研究を進めるにあたって色々なアドバイスをいただけた。私の前に発表していた院生も、たまたま「超親水性レジンの義歯床への応用」というレジン関連のテーマで、実は教授たちは結構楽しかったらしい。

その後、学生の歯牙模型の形成実習に顔を出し、菅野先生と雑談しながら色々な話を聞かせていただいた。要は、プラークコントロールが補綴物を長持ちさせるという、感染除去をできてこそ!という話。
やはり義歯になると、患者さんは歯を守りたいという欲求も薄れてしまうのでは?との意見をいただいた。

現実は、歯を残したいと切望している患者さんの方が、圧倒的にこちらの言うことを聞いて下さるし、よく磨く。それに対し、重度の歯周炎で「残したい」と言う割に、全然タバコをやめなかったり磨かなかったりの人もいる。で、前者は自分の状況をよく理解し、お金がかかっても入れ歯ではなく、という治療を望まれる方も多いが、後者はほぼ全ての方が抜けたら義歯にという流れになる。

そうなると、固定性の入れ歯じゃないものを選択した方たちの歯は残って、取り外しの義歯(入れ歯)を選択した方たちの歯は、どんどん抜けていく。これに、プラークコントロール=患者の意欲がからんでいるという話。

我々は、たとえ義歯を選んだとしても、患者さんの意欲が薄れないような働きかけをすべき、という結論に至った。当院では、それは歯科衛生士の仕事だ。患者さんは、プロである衛生士の言うことをよく聞いてほしい。

でも、私としてはやはり固定性のブリッジやインプラントを選んで、歯を長持ちさせてほしい。お金がかかるけど・・・得るものはもっともっと大きいですから。もちろん一番いいのは、悪くならないようにすることです!

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