売れ行きが気になって

06月19日

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今月発売されたこの書籍、とりあえず売れているようです。医歯薬出版によると、シエン社(歯科専門の本屋さん)の書籍売り上げランキングは、その本の売れ方がほぼ正しく反映されるらしいが、おかげさまで発売以来ずっと1位を堅持している。

先日弘岡ぺリオコースに行った時には、受講生の谷口先生から、「読みやすくてわかりやすく、とてもいいです」とお褒めの言葉をいただいた。書籍にするときには、論文解説をもっとたくさん載せたらどうかと思ったものだが、結果として1テーマ1論文という姿勢を崩さなかったのは幸いしたようだ。この『ほどほど感』というのが特徴となって、受け入れられているような気がしている。

論文を読むことに抵抗感のある歯科医師はとても多い。まず第一のハードルが英語だ。これはもう慣れるしかない。慣れてしまえばワンパターンなので読むのも苦ではなくなる。今期から当院では歯科医師だけだが、毎週1論文を担当制で読むことにしている。毎週1論文・・・最初は「読めないから月に1論文にしてくれ」と抗議されたが、ダメだと強引に押し切ったらなんのことはない、今じゃ読めている。短いのを選んで読ませているが、そろそろ短いのもネタ切れなので、徐々に長いのを読んでもらうことになるかな。

第二のハードルは、なんとかやっとの思いで読んでも、誰も解説してくれる人がいないことだ。よんで、さぁこれをどう解釈して臨床に活かすかというのが、慣れている人の手を借りないとできないのだ。私は弘岡先生に長年師事しているので、一人でもそこそこは読める。わからなきゃ聞けばいいのだし、聞ける人も周りにたくさんいる。皆、1聞けば10返ってくるような方ばかりだ。

せっかく当院に勤めているのだから、このような利点を共有できる環境を整えたい。7月からは歯科衛生士も交えた症例検討会も始まる。今までは個人的に担当衛生士に指示を出していたが、そのやり方考え方を共有することはとても勉強になるはずだ。とても楽しみにしている。もちろんこれも、なぜそのように考えてそのような処置方針を立てるのかというのは論文がベースになる。私はその準備をしなくてはいけない。

この休みで少しやろうっと。。。

7月にVol.2 の打ち合わせがある。一息ついたのもつかの間、vol.2の加筆に取り掛からなくてはならない。ぼちぼちやりながら、今年中の発刊を目指します。

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