日本臨床歯周病学会(京都)

06月29日

P1030029週末の土日、学会に参加するために京都に行って来た。「日本臨床歯周病学会」という、いわゆる研究者ではない臨床家のための学会で、わりと真面目に取り組んでいこうという熱い想いは見える学会ではある。かくいう私はその認定医の資格をいただいているし、同行した衛生士の平木も今月の認定歯科衛生士の試験に課題を提出したが、合格するだろうし、また、当院の他の衛生士たちも12月の試験に備えて目下準備中である。と、色々とお世話になっている学会なのだが、真面目に前向きに突き進むために良いと思うことは何でも採りいれてしまうところに難があるのも事実である。

海外演者も豪華である。数年前の大阪大会には巨匠のヤン・リンデとメイロン・ネビンスを招待し、同じ壇上で講演をさせて日本中を、いや、そのまた一部の歯科界の人、さらにその中で歯周病に興味があるというかなりマニアックな一部の人たちをだが(苦笑)、驚かせたこともある。

最近はアメリカとの関係を重視しているのは見え見えで、米国歯周病学会からの演者派遣のような形が続いている。今回もケビン・マーフィーという方が2日間招待講演をされていた。

が、初日のはこのマーフィーと、その後の2人の演者もインプラントの話ばかりでつまらなかった・・・。歯を残す話が聞きたいのに、なぜ抜歯してインプラントをする話ばかりするのだろうか。まぁ世界の流れというものがあるのならば、いかにうまくインプラントで咬合を回復するかというのがこの数十年のトレンドであり続けるであることは間違いないのだが、翌日の話を聞く気が失せたのは仕方ない。

で、翌日は衛生士のあこがれの的、山本浩正先生の2時間の講演に絞って聴くことにした(写真)。会場は満員の大盛況で、やはり歯科医師セッションを聴きたくない先生も多数聴きに来ていた。今回の講演は衛生士向けということもあり、内容が治療よりもメインテナンスに限定していたし、先生に気合が入っていなかったのは明らかで、正直つまらなかった。いやいや、この先生かなりマニアックですから、物好きな人たちを集めたらとことん掘り下げた話で盛り上がりますけどね。それを期待していたのでちょっと・・・というわけです。しかし、私の知らなかったいただきな論文をいくつか取り上げていたので、すかさずメモをとり、昨日SDCにて早速それらをコピーしてきた。さびしいが、これが今回の学会参加で一番の収穫だった。

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