東北大学にて(マラドーナ動画あり)

07月16日

6火曜日に日帰りで仙台まで行ってきた。「東北大学で勉強するんだ」という大義名分はあるが、開業医である以上なかなか腰を据えてとはいかない。それでも、大学院生として研究をしなくてはならないのだが、教室をあげてのサポートが嬉しい。

興味ないでしょうが・・・。ある原子や分子から電子が一個なくなると、その物質は「酸化」されたといい、逆に電子を一個もらうとその物質は「還元」されたといいます。フリーラジカルは他の原子や分子と反応して相手から電子を奪い取る、つまり、相手の物質を酸化する力が強い分子なのです。

フリーラジカルの代表は活性酸素で、呼吸によって取り込んだ酸素がエネルギーを産生する過程でスーパーオキシド・ラジカルという活性酸素が発生します。ふつうの酸素分子は16個の電子の持っていますが、スーパーオキシド・ラジカルは17個の電子をもっており、そのうち1個が不対電子になりフリーラジカルとなるのです。

スーパーオキシド・ラジカルは体内の消去酵素(スーパーオキシド・ジスムターゼ:SOD)によって過酸化水素(H2O2)に変わり、過酸化水素はカタラーゼという消去酵素によって除去されます。しかし、活性酸素の一部は微量元素(鉄イオンや銅イオン)やスーパーオキシドと反応して、ヒドロキシルラジカル(・OH)が発生します。ヒドロキシルラジカルも一つの不対電子をもっており、その酸化力は活性酸素のなかで最も強力で、細胞を構成する全ての物質を手当たりしだいに酸化して障害をおこします。

というように、酸化力の強いフリーラジカルはアンチエイジングの敵だ!などと考えられている。河野教授によると、ポテトチップスなども袋を開けた瞬間から酸化が始まり、それを食べること自体、体に悪いこと極まりないとおっしゃっていた。教授は絶対に食べないそうだが、食べるなら短時間で食べてしまうことと勧告を受けた。

私の研究テーマはそのフリーラジカルを殺菌に用いるというようなことなのだが、今回は、工学部エリアに建つ研究室にて河野教授の下、そのフリーラジカルを測定する装置の取り扱い方を学んできた。ン千万もする高価な機械で測定するのはとても緊張する。教えてくれたのは旧知の中村先生。元々歯学部の先生でしたが、どうもこちらの方が性に合っているらしく、すっかり工学部の人みたいになってしまいました。機械の取り扱いは、彼がとても丁寧に色々と気を遣って教えてくれ、大学院生3人と一緒に緊張しながら実験のいろはの「い」を教わった。

午後は私だけ医学部歯学部のキャンパスに戻り、菅野先生の臨床を見学した。その後、医局会に出てから帰途につきました。

仙台駅構内「伊達の牛タン」にて菅野先生、猪飼先生、山脇先生と私との4人で美味しいものをたらふく食べて飲んだ。牛タン、おいしいですよー。
前夜は1時間ほどの睡眠しかできず寝不足での強行軍、帰りの新幹線では酔いもあって爆睡。やはりグリーン車はくつろげていいですよね。特に疲れている時にはかなり助かります。贅沢ではあるが、体力には代えられない。

まったく関係ないが、マラドーナ、このW杯でもっとも注目を集めた一人です。選手として素晴らしかったことがわかる動画です。これ、すごいですよ。

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