大泉先生、お疲れ様でした

08月02日

大泉東京歯科大学より出向していた臨床研修医の大泉先生が、7月31日をもって一度大学に戻ります。
で、医院の暑気払い兼送別会が臼井の居酒屋で開かれました。

約3ヶ月という短い期間ではありましたが、とても頑張ってくれました。学生時代はバレーボール部の副キャプテンをしていて、全国歯科学生体育大会(だったか・・・通称オールデンタル)で優勝もしているバリバリの体育会系で、態度も極めて礼儀正しく、真面目を地でいく好青年でした。とても素直なので、スタッフからの評判もすこぶるよく、愛されキャラとなりました。

仕事とはなると、まだまだな面がたくさんありますが、それはこれからの努力の積み重ねでなんとでもなります。なによりも素直なので、言われたことを守らなかったり間違ったことをしたりはしないだろうという安心感があります。教わる人さえ選べば、きちんと伸びることは間違いありません。

当院では毎週1本の英語論文を読むのですが、彼は毎回びっしりとアンダーラインをひいてきて、単語の意味もきちんと調べていたのには感心しました。3ヶ月で12本読んだらしいですが、そんな研修医はいませんよ!せっかく乗りかかった船なんだし、どうせ大学は暇なので、この先もメールで今週の論文というのを送るので、ぜひ図書館で自分でコピーをとって(これが大事)読むことを続けてもらいたいものです。これが「自分で勉強する」という、“日本では珍しく世界では当たり前”のことです。

最終日には、丁寧なご挨拶とお酒も頂きました。スタッフにもきちんと差し入れをしてくださいました。こういうのって親御さんがきちんと躾をしていたのだろうってことがよくわかります。

私は高校生の頃まで、結構好き勝手にやってましたから、小学生の頃からずっと叱られる度に「あんたがだらしないと、親が笑われる」と毎回かなりこっぴどく言われていました。当時から反抗的だった私は「俺は俺だし関係ねぇだろ」と言い返していましたが、自分も親になってみると、子供の躾は親の責任というのがよくわかるようになりました。

中学、高校、大学と部活をしていたせいか、上下関係は絶対というのも染み付いているのも大きいですね。特に北九州の大学での6年間は生活そのものが部活中心だったせいもあり、先輩とも濃密な関係が築かれました。先輩方にはお酒を飲みながら態度や考え方を含め、ものすごく怒られたりもしましたが、それも本気で私のことを思ってくれてのこと。先輩の言うことは絶対ですし、理不尽な面もあったかもしれませんが、自分の間違いを正してくれる言葉は必要だったと思います。それはまた卒業後も続くのですが、とにかく今でも関係が濃い(笑)。しかしいつまでも先輩は先輩で、「それは違う」と教えてくれるような存在です。

やはり、本気で意見してくれる人がいるのといないのでは、その人の人格形成にかかわってきますし、仕事も含めた後の人生にも大きく影響を及ぼします。親や先輩など誰にも注意されてこなかったなら、プライドが高くなって当たり前でしょうが、必ず挫折する時がきます。そんな人を助けてくれる人もいません。それがわかってなかったゆえに「いつも謙虚であれ」ということを教えてこなかった親は、駄目な親だと結局笑われてしまうのです。そう、子の不始末は、元を正せば親の責任なんです。じゃ、子はどうすべきか?親の顔に泥を塗らないために、日々精進するしかないのです。そうすることで、自分も成長し、世間も認めてくれるようになるのです。

叱ってくれる人の存在は大きいのです。あとはそれを素直に受け入れることができるかどうか、、、ですね。

と、色々考えることがあってなんか説教くさくなりましたが、甘やかされて育ってしまった若者が多い中、大泉先生は「昭和の香り」が漂う好青年でした!これからも頑張れ。

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