映画:グラン・トリノ

08月03日

grantorino1クリント・イーストウッド監督、主演のこの映画、渋い男が存分に味わえます。

幕張の古賀先生のブログで絶賛されていて、観てみようと思った次第。

朝鮮戦争で心に傷を負った頑固な老人が、ふとしたなりゆきで隣家の中国、ベトナムなどの少数民族モン族の少年と交流が始まる。愛車の1972年型フォード社製グラン・トリノへの想い入れは相当なもので、この辺にもモノにこだわる男の象徴的な姿が表されている。

男って趣味のものにはお金をいとわない傾向にありますね。知人のオーディオマニアは電源ケーブルやスピーカーコードにン十万円をかけたりしますし、ギターマニアはマーチン社製やギブソン社製のオールドビンテージに数百万円を投じたりしています。興味のない人の視線のように、聴けたり弾けたりすれば同じ・・・とはいかないんですよね(笑)。この偏屈な主人公も同じ。グラン・トリノが古き佳きアメリカの象徴として描かれていて、同時にまた、そこには変化に順応できていない哀しい姿をも見てとれます。

しかしこの映画、一貫して「男とはこうあるべき」というのが全編に散りばめられ、とても共感をおぼえます。40を越え、男の生き様を考える歳になってくると、この渋さ、ハードボイルドが妙にうらやましくなってきてしまうんです。でも私がこうなるにはまだまだ早いかなぁ・・・。

今日から新しい臨床研修医の女性の先生が2名出向されてきました。私もしかしイーストウッドにまけない偏屈親父ですから、ここで研修をする以上は当院のやりかたにあわせてもらわなくてはいけません。研修機関として、私にはいい歯科医師を送り出す使命がありますし、素直な子ならば、十分にいい歯科医師になれるような指導ができます。しかし、素直じゃなきゃだめです。この2名が利己主義でない、「謙虚で素直ないい子」たちであることを祈ります。頑張ってほしいものです。

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