戦後65年

08月13日

72845今年で戦後65年目になる。終戦は1945年。私が生まれたのが1968年。戦後わずか23年だ。その間、日本がものすごい経済復興を果たしたことすら、もう記憶の彼方だろうし、それすら興味のない者も多い。それくらい、今の日本は平和ボケしている。

毎年この時期になると、TVでは戦争の特集が組まれる。しかし、視聴率ってどのくらいなのだろうか。恐らく若い世代にはまったく興味のない話だろうことは想像に難くない。広島や長崎に原爆が落ちた日にちだって、知らない人がどんどん増えているのではないだろうか。

NHKで爆笑問題を中心に戦争について話を聞く番組があった。矢口真理が「戦争はその時代に生きた人でないと実感しにくい」と述べたが、それに対し、太田が「今も戦争はある。ネットでリアルにつながっているところで戦争(紛争)が起きているのにもかかわらず、時代が違うというのはおかしい」ともっともな意見。さらに神山繁が「自国のこと、自国の歴史なんだから、若い人は聞くばかりでなく、戦争のことだって自分で調べろ。資料はいっぱいある。」と言い出したが、品川祐は「今の若い人は昔の戦争なんて自分に関係ないという思いが強いから、自分から調べることはないですよ」と反論し、険悪な雰囲気に。

それはそうなんだけどね、今後日本が戦争しないなんて保証はどこにもなく、自分とは無関係とも言いにくい。日本だって戦争になってもおかしくない火種はたくさん抱えている。しかし、この国の国民の愛国心ってそうとうに低いのではないかと憂う。「天皇陛下万歳」と言って特攻していく若者などはいないとしても、他国に攻められても「俺しらね」と無関心を装うであろうことは間違いないだろう。これなど日本を骨抜きにするというGHQの作戦通り。これから、人を殺しあうような兵器を使った戦争は少ないだろうが、インターネットを使ったサイバーテロだったり、経済を混乱させることだって、ガス油田をかっさらっていくのだって立派な攻撃である。品川は「奥さんや子供が危険なめに合うとわかったら、戦争に行くと思う」と言っていたが、そういう人は多いだろう。しかし、自国への関心が薄くても何も困らない世の中だということが大きな問題なのだ。

奇しくも日航機墜落から25年である。もう四半世紀が過ぎたというのも信じられない。日航の社員ですら、あの事故をリアルに知らない世代がずいぶんと増えたという。御巣鷹山で520人が亡くなった大事故ですら、もはや感心ごととは言えなくなってしまっている。いくら空の事故が少なくなったとは言っても、事故が死に直結するのが飛行機である。安全な空の旅を提供できるよう各社とも毎年襟を正してもらいたいものだ。

どちらも平和ボケには気をつけてもらいたいし、私たちも気をつけないといけないのである。

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