Macかっこいいな と インプラントの値段

08月21日

whymac_enviro_imac_20100727昨日の診療後、千葉ニュータウンのココロデンタルクリニックに遊びに行った。何度か登場している後輩の加藤先生の医院だ。

4月開院なのでシックできれいな医院だ。しかし、内装というのは案外お金のかかるもので、いい材料を使ったりするとどんどんと金額がかさむ。加藤先生も、待合室の受付カウンターの天板に少し傷が入ったことを気にしていて、「俺も気になるんだよ~」と激しく同意してして笑ってしまった。彼の医院の受付カウンターも大きいが、当院のカウンターも大きい(=とても高価)。見栄えには二人ともこだわってますからね。このカウンターだけで車が買えてしまう。しかし、お金をかければいいというものでもないので、ご登場いただくのはIKEAだ。

もう十分知られているだろうがIKEAは品質的にはたいした事なくても、とりあえずデザインはかっこよく、しかも格安という利点がある。ココロでもIKEAでコストダウンをうまく図っているが、以前にそれを聞いて驚いてしまっていたので、その後私もIKEAには目をつけていくつかの品を購入して活用している。

色々なことをきちんとやろうとすると、コストがかかるものだ。たとえばココロにもドルフィンにもミーレの熱水自動洗浄機なるものがあり、感染予防にとても重宝しているが、これがまた高い。見えないところなのに・・・。でもスタッフと患者さんの安全のためにはいいことだから。うちのスタッフは優秀だから、その辺をよくわかってくれていて嬉しい。あとは患者さんにもアピールできたらいいのだけれど。

昼休みにAQBインプラントの営業さんがいらしてお話をお聞きした。私の所属している佐倉の勉強会でもユーザーがいらして、その紹介でのご挨拶とのことだった。AQBインプラントはやや特殊なコンセプトで、骨の中に埋まる部分と骨の上に出る部分が初めから一体となっている。多くのインプラントは骨の中の部分と骨の上の部分とが分かれている。部品の数が多ければ多いだけ、その結合部に緩みが出ることがある。当然一体となっていれば緩みもないというのが利点ということになるか。その分、パーツ代も技工代もかからずに安くすむというのが隠れた利点でもある。

聞いていて驚いてしまったのだが、この辺のAQBユーザーの先生方でも普通にひと月に1医院で20本やら50本やらという本数が埋入されてるという。ありえない・・・。「うちは歯を残す治療をしているので、絶対にそんな数にはならないんですよ」と診療コンセプトの違いを説明したが、それなら「うちの製品を使って値段を下げたらどうですか?」と提案された。確かにインプラントをしたくても高くてできないとあきらめた患者さんには救いになるかもしれない。以前にも書いたが、安いインプラントはあるし、それを使えばコストダウンおよび値下げは可能だとは思う。しかし、実は色々な弱点が少ないのが高級品なのだ!教育システムも(メーカー主導ではあるが)整っている。

大手の製品を模倣したコピー製品の中で安くても良さそうなインプラントもあるので、患者さんがそれで良いというのであれば値段を下げて、それを使うというのも今後の選択肢に入れないといけないのかもしれない。今度患者さんの身内の方がケンテックという会社の社員ということで、ケンテックさんのインプラントを使うことになったのだが、調べた限りではよくできているような気がしている。それなりに楽しみにしている。

AQBには決定的な弱点が多数あり、それをいくつか指摘させてもらったが、残念だが理解してもらえなかった。この会社の考える学術的な基本コンセプトが私の考え方と正反対といっていいほど違い、AQBの導入は無理だということがわかってしまった。

加藤先生の院長室の机にはiMacの27inchが鎮座していた。私の自宅リビングにも白い旧型iMac20inchがあるが、こちらの方が断然かっこいい!私も院長室に欲しくなってしまった。

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