チームバチスタの栄光

10月24日

cinema言わずと知れた「このミステリーがすごい!」の大賞受賞作の映画。先日TVでやっていたのを録画してあったので観た。

本屋にいけば必ず平積みされているほどの人気作。すでにブックオフでも安く手に入る。ということは大勢の人が読んでいるということ。本書を見かけるたびに私は読んでいないことが恥ずべき気がしてならなかったのだが、今回TVで放映されるのを知り、とりあえず録画しておいたのだ。また夜中にこそこそと観たのだが、感想を言ってしまおうか・・・。

なんと軽薄な映画か。

登場人物の描かれ方が非常に浅い。原作読んでないのでわからないが、書籍で上下巻にわかれた分量を考えてもこんなに簡単に描かれているわけはなかろう。映画という時間制限の中での問題としても、それでも酷いと思わずにはいられなかった。ポップコーンとソフトドリンクとで観る完全な娯楽映画。こんなの映画館で観なくて良かった。

その翌日、今度は「剱岳‐点の記‐」をまた夜中にひっそりと観た。今しがた観終えたところだが、一転こちらへの私の評価は高い。淡々とした展開に終始するが、夜中にひとりで観るには実にいい映画だった。誰かと観る映画ではなかろう。

2009ただ地図を作るために前人未到の山に挑む主人公たち。未踏峰登山をめぐる功名心をからめたストーリー展開、映像では山岳シーンは特にすばらしかった。雪渓を歩くシーンや絶壁に挑むシーンなど、どこからどうやって撮ったのかと思いながら観た。ヘリもCGも使わず、百年前の測量隊と同じように、撮影隊も重い機材をかついで登ったことは知っていたのだが、こんな映像だったかと驚いた。スタッフの気合い、思い入れがあったことだろう。いや、実際は文句タラタラだったか?

まぁいい。
しかし、クライマックスの展開がイマイチ。あんなに人を拒み続けてきた剱岳なはずなのに、いやにあっさりと登らせてしまったのはなぜ?

さて、今日は休みだ。寝よう。

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