佐藤るり先生お通夜

10月27日

今日はお通夜でした。

佐藤るり先生は歳が近かったせいもあったが、私にとっては特別な存在でした。弘岡ぺリオコースでは一番前の席で隣同士で1年間学び、その後も聴講生として共に研鑽を重ねました。弘岡先生の英語オンリーのスライドと、難しい講義内容では受講生は辛いと感じたのか、引用される文献の解説を次回講義の時に配ることを始めたのはるり先生でした。これが後の「コレクテッドエビデンスvol.1,vol.2(弘岡先生、中村先生:著、デンタルダイヤモンド社)につながったのだと私は思っています。

その後2002年から、月刊歯科衛生士に最新論文の簡単な訳とコメントを載せるというWorldTopicsというページを共同(各号交互に書く)で担当させていただいたりもしました。

とにかく彼女はとても勉強熱心で、いつも私にとっていい刺激になっていたのです。古賀先生の医院にお勤めされていたので、インプラント関連の記事や書籍なども執筆者として加わり活躍をされていました。その姿や実績を見てうらやましく思い、負けまいと頑張れた私がいます。負けてたけど。

後を追うべき年上の先輩は数多くいますが、同年代の切磋琢磨しあう友人はそうそういません。その貴重な友人の一人だったのです。

そんなことを日曜日からずーっと考えていたのですが、やはりお別れの段になると悲しみが込み上げてきました。
お兄さんのご挨拶の途中、「るりはこれから未知の世界に旅立っていきます」のところで思わず涙が出てしまいました。そして棺の前でお別れを言おうと列に並んでいた時にはたくさんの想い出が頭をよぎっていましたが、古賀先生のスタッフの望月さんが私をみつけて泣きながら声をかけてくださったところで、私もこらえきれずに泣いてしまいました。でも、お顔を見てしっかりとお別れはしてきました。

昨年からは一緒に東北大学の大学院に入学し、往き帰りの新幹線の中でも前向きな未来を語り合っていたものです。道半ばだった彼女の遺志は、私が自分の課題で具現化することで分かち合って継いでいこうと思います。

お通夜の後は、弘岡先生はじめ親交の深かった先生方で食事しながら、故人の思い出を語り合いました。本当に嫌なところのない性格で、だれからも愛されていた人でした。

さぁ、また仕事です。何事も真面目にやらなきゃ故人に叱られちゃいます。

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