生涯研修と無断キャンセルの患者さん

11月30日

P1030444日曜に印旛郡市歯科医師会による生涯研修会(要するに講演会)および実習が行われた。

今年は東京歯科大学保存学教室から加藤広之先生にお越しいただき、歯内療法の講義と最新の機械による拡大法の実習をお願いしていた。加藤先生のことを直接存じ上げていたわけではなかったのだが、だいぶん前に歯界展望という雑誌に「エンドの兵法」という連載を1年間もっておられたことを記憶していた。

講義は面白く実習も楽しめた(ようだ:私用のため後半の実習から参加)。
ついでに言うと懇親会も実に楽しかった。加藤先生は気さくな先生で、平野先生を交えて楽しくお話をさせていただけた。もちろん「エンドの兵法」をファイルしたものをお見せし、ちゃんと読んでますよというのはアピールしておいた。こういうのって嬉しいものである。自分も「読んでますよ」と言われたら嬉しいし。

生涯研修委員会のA委員長から、「先生のブログ読んだけど、無断キャンセルの患者さんへのコメント、あれスカッとしたねー」とのお言葉をいただいた。そうでしょう、そうでしょう。

しかし、私のブログを読んでか読まずか(読んでないと思うが)件の患者さん、またまた無断キャンセルをされた。来れないなら予約なんて入れるなよ・・・と思うが、ほぼ間違いなく来ないと踏んでいて他の患者さんも入れていたので経営的なダメージはなかった。そう、はっきり書くと、無断キャンセルは経営的に大きな損失なのだ。患者さんはそんなこと考えたこともないだろうが、予約制である以上はそこにぽっかりと穴が開く。

レストランで予約して、お店が食材を仕入れておいたにもかかわらず、「予約席」と席を押さえて他の客をいれずにおいたにもかかわらず、来ないと・・・。食材は無駄になり、仕事は暇になり、売り上げも落ちる。来なかった客には何の損失もないし、反省もない。だから当然またやる。何度でもやる。そういう人に限って「困るんですけど」と指摘すると怒り出す。「先の都合なんてわからないんだ」ですって。そういう人が社会人だったりするからよくわからない。あなたの会社はそんなにルーズなの?受付はそんなわがままな患者に怒られてかわいそうな役回り。

旅館やホテルではキャンセル料がかかる。これに対して異論を唱える人はいないと思う。そういう慣習ができあがっているから。風邪とか急に不幸があったとかなら全然気にならない。常習の方たちには自分勝手な理由が目立つ。だから困っているのだ。

A委員長ではないが、じつはこの無断キャンセルの問題は歯科医院を経営しているみんなが抱えている問題。もっというと歯科医院だけではなく、患者のモラルのなさは大きな病院でさえ抱えている問題だと東邦大学佐倉病院のK教授がおっしゃっていた。大病院などは治療費の踏み倒しなんて日常茶飯事らしいですからね。

治療を受ける側もマナーは守ってほしい。互いに信頼関係を築いていい治療がしたいのです。

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