23年度臨床研修医への施設説明会(日大松戸)

02月09日

8日の火曜は朝から日大松戸まで行ってきた。
来年度の臨床研修医受入施設のひとつとして、今春卒業予定の6年生たちに当院の概要説明をしてきたのだ。
昨年は東京歯科大学から3名の臨床研修医を受け入れた。今年はどうなるのだろう???

予定時刻から少し押していたこともあって、待ち時間はどくしょで過ごした。ちなみに宮本輝「流浪の海」。若いころの一時期宮本輝作品を読み漁りましたが、歳をとり本当に久々に読みましたが相変わらず引き込まれるような面白さ。読み終えてはいなかったが早速第二部を買って帰りました。

私の順番の前の2医院のプレゼンを聞いたのだが、ひとつは分院展開をよしとする典型的なコンビニ歯科医院。もうひとつはインプラントに特化して金が有り余っていることを自慢している医院。

おいおい・・・。

「削らない方がいい」それは正しい。極力経過観察をすることは悪いことじゃない。うちもそうしてる。
だが、積極的な介入が必要な時はどうするの???それが大事なんだけどな。あの歯科医院(に限らずほとんどの歯科医院)ではそれには対応できない。低侵襲医療とは聞こえはいいけど、どうにも困っちゃうような状態な患者が来た時に力を発揮できる人が低侵襲をするのがより良い。また、自分がお手上げなら紹介できる度量があるかどうか?も大切。

もうひとつ。インプラントたくさんやってるってことは「私は歯を残せませんし、残しませんよ」って公言してるってこと。知人の先生たちでもインプラント専門医を謳っている国内外の先生はいるが、あーいう自慢は絶対にしない。インプラントが「上手い」だけで、治療の質は「低い」ことがわかる。本当に良心的かどうか?

若い先生たちは、簡単に影響受けちゃうんだから気をつけないと。

この2医院のプレゼンをみて、私なりの考えを学生たちにぶつけてみた。
「歯が残る方がよくないか?」
医院紹介ではなく講義をしてしまった・・・。

でもさ、きっと楽しかったと思うんだよね、僕のミニ講義。
evidence based にも触れられて、新鮮だったはず。

日大松戸の6年生諸君、目覚めたら見学にいらしてください。

さて、次は東京歯科大学だ!

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