プロフェッショナル(NHK)

03月01日

写真NHKの看板番組のひとつ、「プロフェッショナル」を観た。
飛騨高山のパン職人、成瀬氏が今回の主役。

日本を代表するパン職人でありながら、飛騨高山という田舎町で暮らす。地元の人たちに、美味しいパンを作り続けていくことを自分の喜びと考えている。

お弟子さんたちも何人かいるのだが、やはりこの顔同様指導は厳しい。
特に印象に残ったのは、「惰性を許さない」姿勢と、「見ることの重要性」か。

パン作りはそれぞれの役割分担があるが、あるひとつの見落としを原因とする失敗に、そのパン作りに関わった全員が焼きあがるまで、いや、店頭に並べる直前成瀬氏のチェックを受けるまで気付かなかったところが、成瀬氏の意向とは違っていた。
「ミスは起こるものだが、それに全員が気付かないというのは、作業が惰性になっているから」と考えていた。ふむふむ、その通り。

もうひとつ、新人に先輩の仕事のアシストにつかせ、その仕事内容を克明に記憶するように伝えた。にもかかわらず、数週間後、焼く前の生のパンにナイフで切れ込みを入れる作業を「やってみて」と言われた新人、うまくできない。「何を見ていたの?」成瀬氏ご立腹です。そうそう、でもそういうもんです。その繰り返しの中で、覚えていくもんです、普通は。しかし、こういうところで「何くそ!」と思える人が伸びる。そういう強い想いをもてることもまた才能なんだろうか。

下の者への指導という点を考えながら番組を観終えた。

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