うなぎ

07月20日

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ニュースにて、ウナギの稚魚が不漁ゆえに価格が高騰。さらにウナギを希少種に認定するとかしないとかで、本当に日本の食卓に上らなくなる日が来るかもしれない。

このウナギ、今では養殖が当たり前になっているが稚魚の故郷は日本の南、マリアナ諸島辺りらしい。そこから黒潮に乗って日本にやってきて、また産卵のために南へ帰るらしいのだが、その辺は解明されていないらしい。

それでも元来この絵にもあるように、古来よりウナギは庶民の食べ物として立派に浸透していただけに、今回の報道が正しければ、色んな意味で日本の文化に与える影響は大きい。

親友のY先生が先日の夕刻、メールにて「今鰻屋さんに来ている」と報告してきた。どうもひとりで食事に出たらしい。注文してからビールを飲み干し、焼酎を飲み始めたが1杯目を終え2杯目でようやく蒲焼きが出てきたとのこと。遅かったね、と返信すると、鰻は注文を受けてからさばくのが本当らしい、と返ってきた。
冷蔵庫がなかった江戸時代では当然のことだったのだろうが、今時は皆さんどうしてるのだろう?

昔、稲毛に住んでいた時、職場までの道中に鰻屋さんがあって、店の前でさばいている姿をよく見かけた。しかし、今思うと注文を受けてさばいていたわけではなさそうだ。

話は戻るが、せっかちな江戸っ子でも蒲焼きに時間がかかるゆえに白焼きをわさび醤油でつまみ、肝焼きを味わいつつお酒をちびちび飲みながら時間をつぶし、待ちくたびれたところにおもむろに香ばしい香りの蒲焼きがやってくるのがたまらなかったことだろう。

浅草の美味しい鰻屋さんは、注文を受けてからさばくし、焼くのも炭火にこだわっていると江戸っ子らしく語っていたのが懐かしい。4代目だと言っていたが、後継者はいなさそうだった。その鰻屋さんの頑固主人、うな重が出てから肝焼きを頼んだお客に順番が違うと文句を言ったそうな。まぁ、お客だとかそんなのは関係ないんだろうな。いまだに炭火で焼くところもそうだし、自分の信念に基づいた仕事をしていれば満足。そんな感覚だろう。

実は週末、歯科医師会主催の講演会があるのだが、その懇親会はいつもの成田「川豊」ではなく、ホテルで行われる。鰻がいいのにな。ホテルじゃ味気ない。

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