価値観は人それぞれ違うものだが、仕事は・・・

10月01日

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これ毛針竿らしいのですが、しかも伝統工芸品の域にある高級品。でも・・・私にはなんの良さもわからないし、持っていてもなんの役にもたたないし、たとえいただいても恐らく将来にわたりなんの利益も生み出さない。

なぜか?私がこの竿に対してなんの興味もないからだ。

これに対し、ギブソンレスポールのオールドビンテージなど見せられたなら、永遠に使いこなすことはできなくても所有欲はわいてくる。

さらに、スコッティキャメロンの削りだし高級パターなど、今とりあえず使える物で、使えればなんだか結果が良さそうだということに気づくようなものであれば、私のような深入りしやすい人間は『使いこなせるように、努力する』だろう。

世の中、身の回りのことや物、大雑把にこの3つのタイプに分かれるのではないだろうか。
ここで問題となってくるのは、『欲のない人』なのだが、興味もない、所有する気もない、努力する気もない・・・、となると、その人は生活のために最低限必要なことだけにしか動かないのではないだろうか。

所有することの楽しさ、上達することの喜び。残念ながら竿にこの2つは私は見いだせない。しかし、ギターとパターに対しては見いだせる。

そもそも私は進路選びの時に、歯科医師という仕事が自分に向いていると思っていたし、実際今も楽しみながら仕事をしている。

料理のプロが包丁にこだわったり、修行に精を出すのはよくわかる。道具にこだわらない、修行をしないプロがいたとしたならば、味はどうだろう?プロゴルファーなら勝てるだろうか?

私は常にこういう思考で自分に負荷をかけて動いてきた。これが、今自分にとって良い結果をもたらしてくれたのだと思う。だからこそ、若い人たちにはきちんと伝えたいという思いが強い。

先日、染井野小学校の6年生4人が体験学習で当院を訪れた。皆賢そうな子たちで、医学を目指していると今から言い切ってしまう子も3人いて驚いた。

「好きこそものの上手なれ」というように、まずはその仕事を好きになるのが早道だし、それが王道だし、それ以外に道はないことを覚悟しよう。

仕事は楽しいかね?

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