モンスターペイシェント

03月01日

4863991134最近、仙台通いで忙しかったのもあり、疲労がたまっていた。
卒論の予備審査が4月にあるので、今は中休みといった状態。
今日は久しぶりにゴルフにいって、リフレッシュ・・・といきたかったが、欠点が全然直っていないことや、グリーンに悩まされて意気消沈して帰ってきた。

桜宮高校の体罰問題に端を発し、女子柔道や高校野球の指導方法なども社会的に問題視されるようになっている。

しかし、これって「教師=強者、生徒=弱者」という関係ではそうかもしれないが、実は一部ではそうでない関係から、逆に強者と思われている人たちが悩み、苦しんでいることだってある。そして、こちらはあまり理解してもらうことができない。

モンスターペアレントという語は今では知らないという人は少ないだろう。古い話だが、私の知人は某有名私立中学の教師になったはいいが、異常とも思える親の干渉に悩まされて、結局退職してしまった。そういう事例って実はものすごく多いはずだが、あまり表だって出てこない。

そのモンスターたちは、「自分は悪くない、むしろ被害者なんだ」「私の言っていることは間違っていない」と信じ込んでしまっているため、相手方の意見に耳を貸すこともなく、取り付く島もなく話し合いにならない。

こうなってくるともう収拾がつかなくなり、泥沼。もしくはどちらかが「我慢して、耐え続ける」関係を継続するかしかない。これはとんでもなく苦痛。この苦痛に耐えられなくなったら辞めていく、時には自ら命を絶つというところまでいくことだってある。

さて、歯科医院にだってモンスターは訪れる。これだけ歯科医院も多いのだし、よそで対応してもらえばいいのにと思うのだが、それでもなぜか大嫌いな当院に来る。まったくもって不思議でならないが、とにかく困っている。

こちらは患者なんだからなんとかしろ」という態度。命令的だし威圧的。こちらの状況を考えずに、必ず自分は弱者であるということをアピールしてから強い態度に出て要求をのませにくる。まぁ、手に負えません。

残念なのは、色々な背景をもっていることは承知しているので、極力感情含め受け入れるよう我慢も努力も時間も(ボランティアで)重ねてきたが、一度たりとその患者から「感謝」という感情を感じたことがないことだ。別に敬えと言ってるわけではないが、受診する側にもそれなりの礼儀やマナーがあってしかるべきだし、こちらだって自分の努力に対し、いつも批判の言葉を投げかけるような患者に良い感情を抱けるはずもない。

雑草育ちの私は大丈夫だろうが心労はたまっている。弱ければ自ら命を絶つことだってあるんだな…、ということが理解できる。患者が医師を殺すことだってできますよ。

「医師=強者、患者=弱者??」
いやいや、決してそんなことばかりではありません。

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