千葉県歯科医師会の大会で

02月08日

千葉県歯科医師会では2年に1度、京成ホテルミラマーレに於いて歯科医学大会なるものを開催しています。本日2月8日、私は一昨年に続き今年も口演の機会に恵まれました。

テーマは「重度歯周炎患者の治療計画 ~クロスアーチブリッジで患者の満足と信頼を得る~」としました。

重度の歯周病にかかってしまうと、歯は次々と抜けていき本数も少なくなる。「じゃぁ入れ歯か」というと、そう単純な話にはならない。ぐらぐらの歯に入れ歯のバネがかかると、その歯は抜けてしまうからだ。歯周治療を行い、せっかく残った歯なのに、入れ歯を選択したことでやはり抜歯に至ってしまうのはもったいないことだ。そこでブリッジという選択になるのだが、このブリッジがまた難しい。ただでさえ少ない本数、感染は除去できていても支持組織は少なくぐらぐらしているような歯たちである。これらをブリッジでつなぐには、どうしたって経験と優秀な技工士のサポートが必要になる。またそのようにして作ったブリッジの長期的な維持には優秀な歯科衛生士によるメインテナンスが欠かせない。

とまあ、こんなことをベースに症例を3つほど出しました。

このような治療、実は経験を積まれた私よりも年長の先生方にウケがよいのです。
今の若い先生方はなんでもインプラントですから、わざわざこのような難しい、時間のかかる、お金にならない治療は敬遠されてしまいます。いや、興味すらもってもらえません。
その点、年長の先生方は色々な苦労をされてきていますから、インプラントに頼らない治療というものに興味を示されることが多いのです。
というわけで、今回も終了後には後ろの方で4人ほどで勝手にディスカッションが和気あいあいと行われ、ベテランの先生から大変貴重なアドバイスをいただいたりしました。

こうやって横のつながりを感じられるのはとても楽しいことです。
また2年後には違うテーマで参加させていただこうかなと思いました。

このページの先頭へ