夢をかなえるゾウ

11月30日

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最近、スタッフに本を読むことを勧めています。きっかけは、歯科衛生士の松本に中堅スタッフから一段階上に成長することを期待して某経営セミナーに参加してもらったことです。そこではたくさんの課題が出て、彼女は今も宿題として院内の様々な雑事の整理に悪戦苦闘しているのですが、昨日本人が「人生という中で考えると、とても貴重なことを学べたセミナーでした」と嬉しいことを言ってくれました。

このセミナーの主催者I氏は、時代の寵児のようなカリスマで、まぁ行き過ぎの感が強かったのですが言っていることはいたってまともで、軟派に走って経営を成り立たせるようなやり方には正反対の立ち位置にあります。すなわち、硬派に「やるべきことをきっちりやりましょう」という考えに基づいています。で、そのやるべきことをきっちりのレベルが今の子たちにはとても厳しい内容で、完全な「反ゆとり」です。でも社会に出れば、甘ちゃんな考えでは絶対負け組ですからね。それがわかっているのになんで甘ちゃんなままなのかは私には理解できないので、実はI氏の思想は私と似ています(苦笑)。

そのセミナーの課題の中に、月に3冊の読書をしなさい(命令です)、というのが含まれています。これは私も前から苦言を呈しているところですが、若者の活字離れについては深刻に考えています。いくら言っても読むわけがありませんけど、言わずにはいられないのです。

しかし、このセミナーに出た松本は違いました。図書館で「ドラッカーのマネージメント」(実は難解すぎて「もし高校野球のマネージャーがドラッカーのマネージメントを読んだら」に変更)、「7つの習慣」や他の本を借りてきては昼休みに一生懸命読んでいました。読書の大切さに気付いたようで、その後も「何かお勧めの本があれば貸してください」と言ってくるので、今も色々と読んでもらっています。

あと、新人歯科衛生士の遠藤は、3か月くらい前に「社会人になったのだから、漢字を知らないのはまずい。漢字検定とかやってみたら」とのアドバイスに、今も毎日勉強しています。良い意味で私の予想を裏切ってくれ、とても感心して見ています。彼女は実技の練習も朝や夜に頑張ってやったりしていて、こういうスタッフのことは心底応援したくなります。

話は逸れましたが、以前からこの本が売れていたことは知っていたのですが、表紙からしてなんかふざけた感じの本だとばかり思っていたので、ばかにして読んでいませんでした。しかし今回、読むべき本を探しているうちにAmazonの高評価に釣られてつい買ってしまったのですが、読んでみるとものすごく面白くてためになりました。自分の中ではここ数年の中で最高の本です(笑)。2日で読み終えて、もちろんすぐに松本に貸しましたし、続いて歯科衛生士の川島が貸してくださいと言ってきたので貸しました。

本を読む習慣がみんなにも浸透するといいな、と思っています。

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