背中のしこり

06月03日

脂肪腫
中原です。
昨日背中に変なしこりがあるのに気付きました。あれ?コリコリしてます。たまたま今日は休みでしたから、軽い気持ちで近所の金子メディカルクリニックさんに行ってみました。
診断は「脂肪腫」でした。早速帰って検索してみると・・・(以下抜粋)。

粉瘤を脂肪腫と勘違いされる人が多いことは粉瘤の項でお話しましたが、では「脂肪腫」とはどんなものなのでしょうか?

脂肪腫は脂肪組織が局所的に増殖したものです。いわゆる良性腫瘍の一種です。
ここでいう脂肪組織とは皮下脂肪組織のことです。
皮下脂肪は体中に存在していますから、脂肪腫も身体のどこにでもできます。
ふつうはポコンとした皮膚の膨らみとして気づきます。何年もかかって少しずつ大きくなってゆきます。
症状は全くありませんが、触ってみると柔らかいです。脂肪組織の塊ですからプニョプニョした感じです。粉瘤のように化膿することはありません。

それなもので普通の人はかなり育ってきて、どうも気になると言う状態にならなければ病院を受診しません。
皮膚の直下にあって簡単に取れそうに思われるので、外科医は局所麻酔ですぐに取れますよと説明して手術をすることが多いのです。
たしかに簡単に摘出できることがほとんどですが、なかには非常に難渋することも稀ではありません。特にある程度以上大きいものは局所麻酔で取ろうとすると、存在する場所が予想より深いことがあって途中で局所麻酔を何度も追加して四苦八苦してしまうことがあります。
脂肪腫は薄い皮膜に覆われているのですが、それを破ってしまうと周囲の脂肪組織と区別がつきにくくなってしまいます。深いところの脂肪腫を局所麻酔で取ろうとした場合、視野も限られますし、患者さんも痛がる(皮下脂肪内では局所麻酔は効きにくい)ので、外科医は焦って皮膜を破ってしまい結局何が何だかわからなくなって適当に脂肪組織を切除して手術を終わりにしてしまう事態もありえるのです。
脂肪腫は粉瘤と違って皮下脂肪組織由来の「できもの」です。皮下脂肪は皮膚の直下から筋肉のすぐ上まであるのです。いざ取ろうとすると、その一番深い筋肉のすぐ上にあることも多いのです。

それゆえ私は局所麻酔は無理があるかなと思った脂肪腫は入院して全身麻酔の手術をお勧めしています。
確かに脂肪腫は体表の良性腫瘍ですから、入院して全身麻酔下に手術を行うということは大げさです。でも局所麻酔で行おうとすると局所麻酔薬の多くなってしまい、却って患者さんに不利益が生じる可能性があるのです。
ただ、私が入院して全身麻酔をお勧めする場合は多くはないです。目安としてニワトリの卵より大きい場合で頚部などの皮下に重要な組織がある場所などがあてはまります。
四肢や額の皮下に良く動く柔らかい塊として存在するような脂肪腫は外来の局所麻酔下で摘出できます。

ということらしいです。金子先生は「いじると大きくなるから触らないように」とおっしゃっていましたが、気になる・・・。しかし、いつからあったのだろう。ちなみに写真は切除されたどなたかの脂肪腫です。さて、この先どうなることやら。軽く外来で切除してもらおうって思って行ったんですけどね。

[参考]
http://www.jreast.co.jp/hospital/consultation/keisei/newpage10.html
http://homepage3.nifty.com/ahoo/ope/ope_1.htm

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