金曜夜の勉強会

06月04日

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インプラントの補綴が変わってきている。
昨今、インプラントの需要が増えていることは少し前にお伝えした。

ISUS実は、歯科の世界ではCAD/CAMなる方法で技工物が作られることが多くなってきた。
審美的な白い被せ物「ジルコニアクラウン」と呼ばれるものなども、フレームはその手法で作られている。
出始めのころの精度はひどいものだったが、今はかなり良いレベルで仕上がってくるので驚きだ。

これをインプラント補綴に応用したのが、デンツプライ三金の「ISUS(アイサス)」だ。歯型をコンピュータ解析し、そのデータを基に金属の塊(ブロック)を機械で削りだしてこのような形にするというのが、にわかには信じがたい。

従来は、技工士さんが職人技を駆使して作っていたものを、今は機械が作ってしまう。もちろんこのフレームの上に白い歯やピンクの歯肉を作るのは技工士さんの役目だが、それにしたって肝心のメタルフレームを機械が作るというのはすごい。

もっとすごいのは、多種多様なインプラントが混在してもまったく問題なくこのメタルフレームが作れてしまうことだ。インプラントも色々な特徴があり、埋入部位の状態に合わせてこちら側でインプラントシステムを選択するようになってきた。となると、前歯と奥歯とでは埋入するインプラントのメーカーが違うということも出てくる。そのような時、以前は補綴物の作成が難しかったのだが、このISUSならば何も問題がない。画期的なシステムだと思う。

この説明を大手技工所の株式会社シケンさんにお願いして、金曜夜の勉強会でプレゼンしてもらった。

参加者は、当院のDrやDHたち、勉強仲間のS先生、M先生、T先生、S衛生士であったが、みな興味津々だったのは一重に演者の飯泉さんの力が素晴らしかったから。本当にありがとうございました。

DHたちは金属の種類(プレシャスメタル、セミプレ、ノンプレ)の違いとかを鋭く質問していた。いいとこ突いてます。

後ろには様々な義歯や冠のサンプルなども展示して下さり、一緒にいらっしゃったシケンの方たちが多数の質問にも丁寧に答えてくださっていた。7時半から10時過ぎまで白熱した勉強会となった。
重ねてお礼を申し上げたい。

最近、これでなきゃできない難しいインプラントケースがあるので、非常にタイミングがよかった。
臨床医にとってはとても助かる補綴方法なのである。

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