インプラントの会

10月10日

クリックすると新しいウィンドウで開きます今、インプラントの勉強会に参加している。
この会で友達となった方々とは、本音を言い合える仲にまでなった。大学の先輩、人生の大先輩、千葉県の先輩、同い年の友人、以前からの友人、新しい友人・・・。
今日は精神的に近い7人で食事に行った。

インプラントの会は、歯周病の会とまったく雰囲気が異なる。話題も異なる。

私は私なりに培ってきた土壌がある。それに対して誇りを持って毎日診療をしている。
かなりストイックに歯を残すことが、自分のライフワークだと信じているが、たまにインプラントに頼らざるを得ない時があるのも事実。そんなケースでは、かなりの難症例もある。これに対応できるようにと思い、このコースに参加しているのだ。

食事会で、正直に自分の思いをぶちまけさせてもらった。100%やっかみで。
ことの本質は、「もっと歯は残せるんじゃないの?」ということだ。

早期抜歯→インプラントという図式は近年控えるべきという風潮になってきたのは事実。
しかし、言うことは変わったものの実態は大して変わっていないと思う。
「本当にそんなにインプラントが必要なの?」という命題は、この先も消えることはない。

しかし、私がショックを受けたのは、インプラント中心の華やかな医院経営と比べ、保険診療による地味な歯周病中心の医院経営では売り上げが10分の1でしかないことだ。そこには先の疑問があるわけ。
「もっと歯は残せるんじゃないの?」

奇しくも行き帰りの電車で、小林多喜二の「蟹工船」を読んでいたので、理不尽な何かが頭に渦巻いていたのかもしれない。

リゾートホテルの木漏れ日の下や庭のテラスで、デッキチェアーに寝そべり、読書に耽る。
そんな生活に憧れている。
今、ろくに休みなどない。10月の日曜祝日はすべて勉強会と歯科医師会とで埋まっている。
ハワイ?行ったことない。4泊6日など休めない。パスポートも切れたまま5年が経った。

来年、ユーロぺリオという欧州の歯周病学会がある。これには参加したい。
歯周病中心の歯科医院作り、これでいいと信じている。自分の道を信じていきたい。

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