この2日間の読書

10月10日

蟹工船・党生活者 (新潮文庫)優駿〈上〉 (新潮文庫)
2日間上野(湯島)まで通ったので、電車の中で読書ができた。
ブックオフで50円で買ったままになっていた「蟹工船」を読んでみたが、テンポよく読めた。褒めている訳ではなく、特に何も考えなくても読めてしまうという意味だ。2時間ドラマや漫画のような感じだ。その情景は浮かんではくるものの、なんだか勢いだけで書かれた作品でしょう。
かなり昔の文学作品だが、これがなぜ今若者に注目され、あんなにも賛美されたのか、私にはまったく理解できない。
今の時代とリンクする?しないと思う。読んだ人なら解ると思うが、今の若者、蟹工船に乗るような根性などないもの。時代が違う。これを読む事で鬱憤をはらそうというのなら、どうぞ。いつの時代でも、世間とはそんなものだと思うけど。

どうでもいいが、「蟹工船」というかに料理の店があることを知った。いくらなんでも、そりゃまずいでしょうよ。名付けた人は、これを読んだのか?

蟹工船がすぐに読み終わったので、これまたブックオフで100円で買った「優駿」を読んだ。恐らくもう20年ほど前に読んだはずだが、話の内容が思い出せず再度読む気になった。やはりいいなぁ、宮本輝。いつも同じようなパターンなんだけど、綺麗なんだよな。

特にこの優駿、頭の中に色々な場面が想像として浮かんでくる。その場面場面が美しい。宮本輝の作品を読み出すと、止まらなくなるのが辛いところ。

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