弘岡ペリオコース 卒業式

02月12日

今期の弘岡ペリオコースが終了した。
今年も優秀な卒業生たちが生まれたが、この後、学んだ知識をどう活かしていけるかで将来の方向性が決まる。恐らく、熱い人もいれば冷めた人もいるのは当然だろうが、こういうのは感覚の問題なので仕方がない。

そんな中で、「来期も参加します」と宣言してくれた先生もいたりして、コースを助ける役目をもつ者として楽しく感じてくれる人がいてくれたことに感謝したい。

卒業した先生たちには「ジャーナルクラブ」なるスタディークラブへのお誘いが待っている。
帝国ホテルでの卒業式で、現会長の私が案内を(酔っていて長々と)させていただいたのだが、要するにしっかりと論文を読めるようになって、何が正しい情報かを人の意見ではなく、自分自身で見極められるようになるという勉強を身につける会、だと思ってほしい。

色んな歯科雑誌を読んで知識を持っている先生は多いが、論文の原著を読んで知識を蓄えている先生は皆無に近い。つまり、ほとんどの知識が科学的な実験に基づかない、こうやったらこうなりました~的な報告を唯一の情報源としているのだが、これって問題あると思いませんか?

まぁ、思わない先生がほとんどでしょうね。
これは日本の教育システムが生み出した問題に他なりません。米国でも、欧州でも、この辺の教育はきちんとやっています。日本では科学的ではなくても、「患者さんのため」というみせかけの口実の下に、色々な人体実験が行われています。話を聞いて「そりゃ必要のない処置だよ」と横やりを入れたくなることも多いです。

ただ、それがなぜ必要のない処置なのか?をやっている先生もしらないんです。ここが問題。先生は善意の下に良いことをしているつもりなんです。でも、科学的には必要のないこととなってしまう。このギャップこそが教育で足りなかったことなんです。

ジャーナルクラブでは論文ベースで考える手法(エビデンスベイスド)のトレーニングをします。継続して参加してくれれば何をどう考えていけばよいかが理解できるようになっています。

で、卒業式の後は帝国ホテルの上のアクアというバーに行ってから、2階のインペリアルバーへと移動。こんな高級なところでお酒を飲んでしまった。麻生元首相と違って、だれにも咎められることはないけど、確かに庶民感覚ではないお値段でした。

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