インプラントの講習会

04月17日

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日曜は、朝から八重洲にインプラントの講習会へと出かけた。マイジンガーという、ドイツ製の高価な道具を扱う会社のご招待だった。テーマはボーンマネージメント、いわゆる骨造成で、ドイツの教授が演者だった。

マイジンガー社の製品は、車でいうところのメルセデスのようなもので手を出しづらいくらい高い。実は韓国製のコピー商品だとめちゃくちゃ安いのだが、やはり威厳は違う。こんなご招待の講演なのに、しっかりしている。

骨造成というのは、インプラントに必要な骨の量が足りない場合に、人工骨や自家骨を用いてボリュームアップを図ることをいう。これにも様々な方法や材料があり、何が一番有効かというのは諸説様々だ。今回の演者であるドイツの教授は、講演の最初に「我々大学のスタッフは、誰かの経験の話はあまり信用しない。」とはっきりと言い切った。そして「検証がもっとも大切なことだ」と、エビデンスの活用を説いた。

入り口の時点で、この人の話だったらちゃんと聞いてみたい、と思わされた。

内容については、ごくごく当たり前のことを話されていたし、特にこれは、というようなものはなかった。でも、このような話を常に聞いておくということは、自分のモチベーションの維持には必要なことだと思う。

ひとつ気になることがあったので、書いておこう。
講演の後の質問コーナーでの出来事。プロの通訳がいるにも関わらず、かなりヘタクソな英語で何度も何度も言い直しながら質問をしていた人がいた。この人は午後の部の質問コーナーでも同じようにヘタクソな英語で質問をした。この人は馬鹿じゃないかと思う。プライベートで質問していたのならわかるが、ちゃんとプロの通訳が日本語をきちんと英語に直して質問してくれるし、よほど上手く伝えてくれる。この人は自分の質問を講師に伝えるのに、英語力の無さによりすごく時間がかかっていた。本当に何度も何度も言い直して、考えながら文を構築していた。これって、逆に通訳に失礼なんだけどな。信用してないってことでしょ?おまけに自分のせいで、他人の質問時間が奪われているとか、終了時刻をオーバーしているとか、自分が大迷惑な存在であることに気づけないということは、この人が普段どういう人なのかを如実にあらわしているといえよう。誰かが教えてあげないと、一生気付かないと思う。

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